初仕事 | 後ろの世界からこんにちわ

初仕事

 緊張と動揺がいっきに押し寄せる。私だ、私がよばれた!「じゃぁひかるちゃん最初に時間聞いてお金もらってフロントにきてね。時間と金額表はこれね。おねがいします。」「はい」お腹が痛くなりそうなくらい緊張している。本当に私にできるんだろうか・・・。お客様に嫌われないだろうか。不安ばかりが募る。案内の人の後に続いてお客様の部屋へとむかう。「お客様お待たせいたしました。今日から入りました新人のひかるちゃんです。よろしくお願いします。」「こんばんわ。はじめまして。ひかるです。よろしくお願いします。」「どーぞー」シャー。っと赤いカーテンが開かれた。そして私は見たことのない世界へのスタートをきるのでした。風俗嬢ひかるが誕生したにだった。